もう会えないあなたへ…。死を歌った泣ける歌
隣にいるのが当たり前だと思っていたのに、ある日突然いなくなってしまう……。
大切な人の死を経験した方は「どれだけ月日がたっても忘れられない」「もう一度会いたい」と、無理だとわかっていても願わずにはいられないと思います。
けれどそれと同時になんとか立ち直ろうと、悲しみにフタをして必死に前を向こうとしているのではないでしょうか?
この記事では、さまざまな視点から語られる「死」をテーマにした楽曲を紹介します。
あなたの悲しみに寄り添ってくれる曲もきっとあるはず。
つらいときはぜひ一度、聴いてみてください。
もくじ
- もう会えないあなたへ…。死を歌った泣ける歌
- 空への手紙GReeeeN
- Missing You當山みれい
- あいたいRADWIMPS
- 紡ぐとた
- 哀悼、そして日常は続く卯花ロク ft.裏命
- tearsSEKAI NO OWARI
- ノンフィクション平井堅
- もしも、僕がいなくても。平井大
- ヒトツボシKOH⁺
- 別れ夜のひと笑い
- 1106WANIMA
- 風の詩を聴かせて桑田佳祐
- 思い出せなくなるその日までback number
- あいたい林部智史
- ありがとうクリムソラ
- 燦燦三浦大知
- いつか必ず死ぬことを忘れるなUVERworld
- 花束を君に宇多田ヒカル
- Smiling downONE OK ROCK
- 愛の花あいみょん
- 別れ花すりぃ
- 花の匂いMr.Children
- 木蘭の涙Stardust Revue
- 花ORANGE RANGE
- 涙そうそう夏川りみ
- ラブソングサンボマスター
- Memorial address浜崎あゆみ
- 蕾コブクロ
- 旅立つ日~完全版~JULEPS
- Lemon米津玄師
- 最期の川CHEMISTRY
- 逢いたくて吉田山田
- ありがとう…KOKIA
- あなたがいることでUru
- ロストポルノグラフィティ
- 雲と幽霊ヨルシカ
- さよなら大好きな人花*花
- 今日から思い出Aimer
- ありがとうMACO
- 逢いたくていまMISIA
- 愛が降る加藤ミリヤ
- レオ優里
- おなじ話ハンバートハンバート
- 逢いたいゆず
- 会いたい沢田知可子
- 死ぬにはいい日だったピコン
- 泣いていいよ河波浩平
- 奇跡を望むなら…JUJU
- himawariMr.Children
- ひこうき雲荒井由実
- 炎LiSA
- See You AgainTEE
- ハナミズキ一青窈
- カナリヤ米津玄師
- 会いたいよ手塚翔太
- 道標福山雅治
- YC&K
- AND I LOVE YOUDREAMS COME TRUE
- 生きていたんだよなあいみょん
- 祈り花平井大
- この星空の彼方岡本真夜
- 灯火優河
- One more time, One more chance山崎まさよし
- 隣に・・・たかはし智秋
- Happyあいみょん
- 知らない星野源
- 粘着性男子の15年ネチネチ家の裏でマンボウが死んでるP
- 精霊流しさだまさし
- 赤い首輪吉田山田
- 月のしずくRUI(柴咲コウ)
- 君の体温クワガタP
- ギザギザハートの子守歌チェッカーズ
- 落日東京事変
- 千の風になって秋川雅史
- あなた小坂明子
- 最愛KOH+
- さくら ~あなたに出会えてよかった~RSP
- 嗚呼、青春の日々ゆず
- Hey…槇原敬之
- ひまわり福原美穂
- 誕生日には真白な百合を福山雅治
- 永遠の存在者pigstar
もう会えないあなたへ…。死を歌った泣ける歌
空への手紙GReeeeN
2006年にリリースされたGReeeeNのアルバム『塩コショウ』に収録されている『空への手紙』。
タイトルから泣けてきてしまいそうですがその名の通り、空へ向けてつづった手紙を語りかけるように歌っている1曲。
もうここにはいない人への気遣い、「ありがとう」や「ごめんね」といったかけられなかった言葉たちが詰まっています。
(うたたね)
Missing You當山みれい
アメリカでも活躍されているシンガーソングライターの當山みれいさん。
彼女が涙活プロデューサーの寺井広樹さんと共同で手掛けたのが『Missing You』です。
こちらは愛する母親を失ってしまった少女の悲しみやさみしさを描くという内容です。
寺井広樹さんが手掛けた「泣けるミュージックビデオ」と合わせてチェックしてみてください。
より歌詞で描かれている情景をイメージしやすくなりますよ。
また歌詞の中では具体的な関係性が描かれていないので、さまざまな人に置き換えて聴けそうです。
(山本)
あいたいRADWIMPS
もう会えないんだと思えば思うほど、会いたくなってしまうのが人間というものではないでしょうか。
そんな堂々巡りを繰り返す様子や、かっとうを描いたのが『あいたい』です。
こちらはRADWIMPSが、震災で被害にあわれた方をおもいながら書き下ろした一曲。
ボーカルを務める野田洋次郎さんのやさしい歌声に、きっと涙が止まらなくなるはずです。
また、最終的には、未来に向けて歩む出せるように背中を押してくれる歌詞にも注目です。
(山本)
紡ぐとた
飾り気のない素直な声が魅力のとたさん。
2022年からベッドルーム・サウンドクリエイターと呼ばれる、自宅から曲を発信するスタイルで音楽を届けている彼女ですが、2023年にリリースされたこちらの曲は、悲しい時や苦しい時に死ぬまで精一杯生きよう、という願いや、勇気づけを感じられる歌詞内容です。
生きることで死ぬことを意識するというのは不思議ですが、生と死が対になった歌詞は考えさせられます。
歌詞をじっくり味わいながら聴いてみてほしい曲です。
哀悼、そして日常は続く卯花ロク ft.裏命
大切な人が亡くなった日のできごとをたんたんと描いているのが『哀悼、そして日常は続く』です。
こちらはボカロPの卯花ロクさんがAIを使用して手掛けた楽曲。
曲の前半では、はっきりとしたシチュエーションが明言されないのですが、じょじょに誰かが亡くなったと明らかになっていく構成に仕上がっています。
そして、亡くなった人を弔う一連の流れが細かくリアルに描写されているという特徴があります。
そのため誰かを見送った経験がある方は、共感できるはずです。
(山本)
tearsSEKAI NO OWARI
日本レコード大賞の最優秀作品賞を受賞したことも記憶に新しい、SEKAI NO OWARI。
数々の名曲をリリースしている彼らですが、とくに聴いてほしいのが、『tears』です。
こちらは、パッと聴くと、離れた町に住む友人との思い出を振り返るという内容に思えます。
しかし、実は亡くなった友人をおもって書き下ろした作品なんですよ。
それを知ると、聴こえ方が変わってくるのではないでしょうか。
また、泣けるだけでなく、ずいしょにユーモアがちりばめられているのも魅力ですね。
(山本)
ノンフィクション平井堅
2017年ドラマの主題歌として発表されたこの曲。
歌詞を素直に読んでみると亡くなった人に向けての歌には聴こえないのですが、この言葉の羅列から、私自身、妻を失った心情がよくわかる、伝わってくるようです。
自分に問いかけてくる言葉たち。
でも、それでも結論はただ、「あなたに会いたい」だけという、それだけなんです。
失敗でも成功でも、誰のために生きていいかわからない。
人生を迷ってしまっている苦痛が伝わってくるようで、聴いていて涙が出てきます。
大切な方がおられましたら、しっかりと守ってあげてほしいと思える、オススメの1曲です。
(尾崎俊二)