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【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲

恋人や家族、友人など、大切な方との死別をテーマにした曲を集めました。

深い悲しみにくれる曲や、生前の感謝の思いを歌った曲、思い出を見つめ直す曲、亡くなった方目線の曲などなど……。

それぞれさまざまな視点から描かれていますが、どれも故人や残された人への愛があふれています。

つらい悲しみから前を向けずに苦しんでいる方、故人をしのびたいと思っている方、ぜひ聴いてみてください。

大切な人の死は忘れられませんが、曲を聴く中で悲しみだけではなく、きっと大切な人と過ごした楽しかった日々も思い出せますよ。

【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲

YC&K

C&Kは、スーパーハイトーンボイスと称する驚きのハイトーンを駆使するCLIEVYさん、シルキーボイスと言われるなめらかで美しい歌声が魅力のKEENさんによるボーカルユニット。

大切な人との別れを描いた曲なんですが、歌詞を読んでいると途中までは「死別ではなく、男女の別れなのでは?」と思う方も多いかもしれませんね。

しかし、歌詞を最後まで読むとやっぱり死別の歌だったんだと気付くと思います。

幸せな日々に突如訪れた別れ……。

悲しすぎるシチュエーションを美しく、日常の描写とともにつづられた歌詞には涙してしまう方も多いのではないでしょうか?

羽根佳祐

おなじ話ハンバートハンバート

男女アコースティックデュオハンバートハンバートの代表曲『おなじ話』。

この曲の中にはっきりと死別を表す言葉は出てこないのですが、たくさんの解釈ができ、ファン中でこういった推察が生まれました。

タイトル『おなじ話』の意味がわかった時、誰もがきっと涙してしまうことでしょう。

そういった目線で聴けばまた違った味わい方ができる1曲です。

村上真平

ノンフィクション平井堅

ハスキーなハイトーンボイスが魅力的なシンガーソングライター、平井堅さんによる1曲です。

この曲、自ら命を絶ってしまった友人のことを歌った曲なんです。

自分の友人が自ら人生の終わりを決めたと知ったなら、居なくなってしまった悲しみももちろんですが、怒りや支えてあげられなかった情けなさなど、さまざまな感情が渦巻くと思います。

そうしたごちゃまぜになった複雑な感情とともに、シンプルな「会いたい」という真っすぐな気持ちもつづられていて、残された人たちの悲しみに寄り添ってくれる温かさが感じられます。

羽根佳祐

今日から思い出Aimer

大人気のシンガーソングライターAimerさん。

特徴的な吐息混じりの歌声を武器に、高い表現力と歌唱力で数々の名曲を歌っていますよね。

そんな彼女のこの曲は、亡くなってしまった大切な人への思いを切実に歌い上げています。

歌詞を読んでいると、主人公である女性は人前では強がってしまう性格のよう。

しかし、そんな彼女も心の中には弱い部分を抱えていて、大切な人に会いたい、寂しいという気持ちが赤裸々に語られていて、その切なさには胸を打たれてしまいます。

MVでは、お父さんと小さな女の子が描かれていますが、お父さんだけでなく恋人や家族など、大切な人を亡くしたすべての人に聴いてもらいたい1曲です。

羽根佳祐

太陽ニ殺サレタBUCK-TICK

気分が落ち込んでしまった時や、悲しい時は、より切ない内容の曲を聴きたいと思う方もいるでしょう。

そこで紹介したいのが、『太陽ニ殺サレタ』です。

こちらは、ヴィジュアル系ロックバンド、BUCK-TICKが1991年にリリースした1曲。

鐘の音をサンプリングしたイントロから始まる、なんとも不穏なメロディーに仕上がっています。

また、歌詞は人生の絶望や悲しみを歌う内容です。

ただし、後半ではじょじょにテンポはアップしてきて、歌唱も力強くなっていきます。

そこにどんな意味が込められているのか、考察してみてください。

山本

最期の川CHEMISTRY

映画『象の背中』主題歌として制作された、CHEMISTRYが歌唱する楽曲です。

原作小説の作者である秋元康さんが作詞を担当しており、自分に死が迫る中でこれまでの人生を振り返るような作品のストーリーが歌詞でも表現されています。

死が近づいてくる悲しみの中でも、愛する人と出会えたことが幸せだったと感じるようす、愛する人への感謝のメッセージが描かれています。

サウンドからは死に対する悲壮感のようなものはなく、心の中の幸せを表現したようなあたたかい雰囲気が感じられます。

河童巻き